作品名は「魔の骨髄検査」闘病生活の過酷さ表す

さまざまな作品のなかには、闘病生活の過酷さを物語るものもあります。そのひとつがこちら。「魔の骨髄検査」です。

さいとうよしともさん:
「背中の骨髄をぐりぐり(針で刺す)、そのあとずっきゅんずっきゅんとでっかい注射で引っ張るんです。引っ張る感覚がすごく気持ち悪くて痛い。予告された時に気が滅入る。骨髄検査あるってみんな言っています」

人形(ひとがた)でこれまでの人生を表現しているさいとうさんの作品。さいとうさんは人形を自分の分身と考え、丁寧に針金を人の形に曲げていきます。

さいとうよしともさん:
「命を吹き込むために絞めます、自分の首を絞めます、そして自立ができるか確認して調整します。誰かを作ろうとしたことはないです、全部自分です」

黙々と制作を続けるさいとうさん、その手の甲にはあざが…

さいとうよしともさん:
「今でも血小板が少ない状態なので、体の中が。少しなにか当たっただけで、内出血このように紫色になってしまいます」

薬の影響が体にも現れています。

さいとうよしともさん:
「このようにすごくむくんだ状態で押すと戻ってこないんですなかなか。粘土と同じ感触です」