記録的な大雪に見舞われた新潟県は未だ交通機関への影響や停電が続いています。22日から県内は再び冬型が強まる見込みで警戒が必要です。

新潟県内は22日午前6時現在、新たな降雪はほとんど観測されていません。現在の積雪は魚沼市守門で1メートル49センチ。長岡市で59センチ。柏崎市で60センチ。新潟市中央区で35センチとなっています。
ただ、19日からの大雪の影響で県内は依然としておよそ4300戸(午前7時半現在)が停電しています。また、JRの在来線は22日も信越線や越後線、弥彦線や只見線の一部区間で終日、運転を見合わせています。
新潟地方気象台によると今後、県内は再び冬型の気圧配置が強まる見込みで23日から25日ころにかけて山沿いでは大雪となり、平地でも大雪となるところがある見込みです。
23日午前6時までに予想される24時間降雪量はいずれも多いところで下越や中越の山沿いで25センチ。上越の山沿いで20センチなどとなっていて大雪による交通障害などに注意、警戒が必要です。

【JR在来線の運転状況】
・特急しらゆき 運休
・信越線(柏崎~長岡)始発から終日、上下線で運転見合わせ
・磐越西線(大都~津川)始発から昼頃まで、上下線で運転見合わせ
・磐越西線(津川~新津)一部列車に遅れと運休発生
・越後線(柏崎~出雲崎)始発から終日、上下線で運転見合わせ
・越後線(出雲崎~新潟)一部列車に遅れと運休発生
・弥彦線(弥彦~吉田)始発から終日、上下線で運転見合わせ
・弥彦線(吉田~東三条)一部列車に遅れと運休が発生
・只見線(只見~大白川)始発から終日、上下線で運転見合わせ