豊作を願うニュースです。鶴田町で新しい1年の五穀豊穣を願い穀物の種を貼り付けて絵を描く「弥生画(やよいが)」作りが進んでいます。

「弥生画」は元町弥生会(もとまち・やよいかい)の会員たち13人が、11月下旬から鶴田八幡宮で制作しています。鶴田町の「弥生画」は、江戸時代の「天明の大飢饉」の際に、村人が残り少ない穀物の種を持ち寄って制作し、豊作を祈ったことが始まりとされています。今年の題材は、「恵比寿、大黒とウサギ」で、会員たちが縦1.9メートル横3.2メートルの板の上に、竹串やピンセットで小豆や米など17種類の穀物を一粒ずつ貼り付けています。

※今野七海記者「私も体験してみます」

※元町弥生会吉田亘会長
「8月に大雨による大規模な水害があり、多くの方が大変な思いをされてきたので、来年は自然災害がない穏やかな1年になってほしいと願っています。」

現在、7割ほど仕上がっている弥生画は12月29日に完成する予定で、大晦日に鶴田八幡宮に奉納されます。