福島第一原発事故のあとの除染で出た、いわゆる「除染土」について、東京の「新宿御苑」で再利用の実証試験が計画されています。今夜、住民説明会が行われますが、公園の利用者からは戸惑いの声が。
福島県の中間貯蔵施設。ここには東京ドーム11杯分、およそ1336万立方メートルの「除染土」が保管されています。「除染土」には放射性物質が含まれていますが、国は、一定の基準値を下回れば、公共工事などで再利用する考えを示していて、これまで福島県内で再利用の実証試験を行ってきました。
さらに環境省は今月、「理解を広げるため」として、福島県外での実証試験の計画を発表。候補地の一つ「新宿御苑」では、一般の人が立ち入らない場所に除染土を使った花壇を作り、周辺の放射線量などを調べる試験が計画されています。
環境省は「周辺への放射線の影響はない」としていますが、利用者からは戸惑いの声が…
会社員女性(20代)
「汚染されてしまった土がどれくらい危険なのかを把握できていないので、ちょっと不安っていうか怖い」
会社員女性(20代)
「日本全国のどこかでそれ(除染土)を肩代わりしていくのは必要なんじゃないかな」
同じく実証試験の候補地、埼玉県所沢市では先週、説明会が開かれ反対の声が相次ぎました。環境省は「住民の理解を得た上で試験を始める」としていて、新宿御苑周辺の住民に対しても今夜、説明会を開く予定です。
ただ“理解を得た”とする基準については「決まっていない」と明言を避けています。
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