中国政府は中国共産党と台湾の最大野党・国民党との交流の枠組み「国共フォーラム」を来月3日に開催すると発表しました。開催はおよそ9年ぶりで、台湾の頼清徳政権をけん制する狙いがあります。
中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の張晗報道官は28日の会見で、中国共産党と台湾・最大野党の国民党との交流・協議の枠組み「国共フォーラム」を来月3日に開催すると発表しました。
およそ9年ぶりの開催で、「両岸交流協力の展望」がテーマになるとしています。
フォーラムには観光や工業、医療などの専門家や学者が参加するということで、報道官は「台湾独立に反対するという共通の政治的基盤に立って、健全な相互交流を保ちながら、共に両岸関係の平和的な発展を推し進める」としています。
中国政府は台湾の頼清徳政権を「台湾独立派」とみなしていて、野党・国民党との連携を強化することで頼政権をけん制する狙いがあります。
一方、台湾メディアによりますと、国民党の蕭旭岑副主席がきょう、鄭麗文主席の要請を受けて来月2日から4日にかけて北京を訪問し、「国共フォーラム」に出席すると発表しました。
蕭副主席は台湾社会の主流の民意は両岸関係の早期回復を望んでいるとし、フォーラムをきっかけに今後、交流や協力が拡大し、両岸の安定と繁栄、平和的な発展が促進していくことに期待していると述べました。
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