第51回衆議院選挙が27日、公示されました。
中道改革連合の野田共同代表は、青森県弘前市で、雪の多い季節の解散・総選挙について「民主主義の精神がわかっていない」と疑問を呈しつつ、「暮らしをど真ん中に考える『生活者ファースト』の理念」への支持を訴えました。演説の内容を全文でお伝えします。
※原則、発言内容をそのまま掲載しています。個別の候補者の名前は伏字「***」にしています。
中道改革連合・野田共同代表の第一声
弘前の皆様おはようございます。公明党を離党した皆さんと立憲民主党を離党した多くの同志が、覚悟を決めて結成をしたのが、「中道改革連合」略して「中道」でございます。
その共同代表を斉藤鉄夫さんとともに、務めさせていただくこととなりました、野田佳彦です。よろしくお願いいたします。
先週の金曜日、衆議院が解散をいたしました。皆さん思い出してください。前回の衆議院選挙はいつでしたか。一昨年の10月じゃないですか。衆議院議員の任期は4年あるんです。わずか1年4か月で解散です。***さんも、私も、もっと働いて働いて働いて働いて、国民のために頑張りたかったんです。
なんでこの時期に解散なのかな。もう勝負ですから、そんなことを言ってはいけないのかもしれません。でも、今日この雪道を通ってきて、改めて思いました。なぜなんだろうかということです。
これからポスターの掲示板も、我々もポスター貼りに1回行ってみたいと思ってるんですよね。聞くところによると、弘前では普通は620か所ほどポスター掲示板があるそうです。今回は97か所になったんだそうですね。たくさん雪降ってるからポスターの設置大変だそうです。貼りに行く人たちも今回大変ですよね。
だけど、もっと大変な人たちがいるんじゃないんですか。有権者の皆さんじゃないんですか。こんな雪だらけのところを、難路を、歩きながら投票所に行く。お年を召した方も障害を持っていらっしゃる方にとっても、これはとても大変なことじゃありませんか皆さん。
私は民主主義の精神がわかってない選挙だと思います。しかも、しかもですよ。受験シーズンじゃありませんか。受験シーズン、***まだまだ受験まであるかもしれませんけども、受験生は今大変ですよね。大変。
本当は18歳になったから日本の未来を選択するために1票投じたいという若者、いっぱいいるんじゃないんですか。そういう人たちの投票機会も奪いかねないと私は思います。こんな時期にやる、その考え方自体については、お友達と高市さんのことをおっしゃってましたけども、このお友達には、これは駄目だよという意思表示を私はしなければいけないと思いますが、皆さんいかがでしょうか?
さて、さて、私はですねそうは言っても、何で最初に、何で最初にこの3区に入ってきたのかというと、1つは今のこの雪国における選挙というのをまず自分が体感をして、そして、その大変さをしっかり肝に銘じていかなければいけないということと、***さんはですね、一昨年、本当に優秀な新人議員がいっぱい誕生しましたけれども、私はとびきり、とびきり、素晴らしい伸びしろを持った議員だと思ったからなんです。
農水委員会で、本当に地元の声を踏まえた素晴らしい質問をガンガンやってました。弘前や、あるいはその周辺の皆さんの声をしっかりと踏まえた、現場を踏まえた素晴らしい質問をいっぱいしました。
これはなかなかできる人だなと思ったんで、1年生ですけど、予算委員会にも抜擢しました。堂々とやり合うんですよ。私1年生のとき、そんなことはとてもできませんでした。度胸がありますね。
だから、まさにこれからのリーダーとして、これからも大きく育ってもらわなければいけない。今日はその思いからも、やってきた次第であります。ここまで褒めればよろしいでしょうか。
さて、さて、今回の最大の争点は何でしょうか。こんな時にね、こんな時に選挙をやるってことは、せっかく122兆円も史上最大規模の予算を組んでいて、年度内成立が無理でしょう。この122兆円の予算の中には、皆さんの暮らしに関わるものがいっぱい入ってるんですよ。
その暮らしを、後回しにする政治を選ぶのか。暮らしを最優先で、暮らしをど真ん中に考え、生活者ファーストの、その理念のもとに政策を訴える、我々、中道にご支援をいただけるのか。
これが問われてると私は思います。いかがでしょう皆さん。暮らしを後回しにしちゃ駄目ですよ。
さて、その暮らしの中で一番大事なのは、物価高に対する対策じゃありませんか。
一番物価高、押し上げてる、物価を押し上げているのは何か。食料品でしょ。間違いありませんよね。だったら、その食料品にかかっている消費税を8%から0%にすれば、これはまさに今、所得の低い人ほど、エンゲル係数が高い、子供さんがたくさんいらっしゃるほどエンゲル係数が高い、そういうご家庭ほど助かるんじゃありませんか皆さん。
一番効果的なのは、消費税の税率を下げることです。しかも、きちっと財源を明らかにして、今年の秋までには実現しようというのが、我々中道である。このことをご理解をいただきたいというふうに思います。
高市さんもいろいろ言ってるけど、いつまでにとか、財源とか、曖昧ですね。いつやるかわかんない。本当にやるのかわかんない。そういう考え方とは違うということをご理解をいただきたいというふうに思います。
2つ目は、***さんは奨学金もらって、ずっと頑張ったんですよね。資料に見ると、800万円。800万円、奨学金をもらいながら勉強した人です。大学院も行ったんで、余計かかったそうです。
これね、今大学生の半分は奨学金を利用してます。活用してます。全国で435万人、今返済中の人がいます。1人当たり平均すると、800万はちょっと高いんですけども、330万ほどです。でも、この返済のために、アンケート調査によると、日常の食事をこれ、影響されてる。あるいは結婚するかしないかにも影響してる。本当に若い人たちが社会人になっても大変苦しんでるんですね。
だったらば、生活者ファーストの視点で、この奨学金返済を減税で助けるという考え方は皆さんいかがでしょうか。ぜひ、こういう政策を次々やっていきたいというふうに思います。
もう1つ、生活者の中には、農業やってる皆さんもいらっしゃいますよね。農業、最近はこれから先、猫の目農政で本当に不安定だから、後継者作るの難しくなってきてる。
なりわいとして続けていっていいのか迷ってる人も出てきてるんじゃありませんか。我々は、我々は、食料安全保障の観点から、農地を維持することが大事だと思っています。食料自給率を上げていくためにも最低限、農地を維持しなければいけないと思ってます。
農地を維持していただくことに対して直接支払いをしていく。田んぼを持っていれば、10アール当たり2万3000円。畑だったらば、10アール当たり1万5000円。中山間地には加算をする、こういうようなきめ細やかな設計をしながらの食農支払い制度というものを提案をしたいというふうに思います。これいかがでしょう。お見事なご回答をいただきました。ありがとうございます。
これは価格は、これは市場が決める、これ原則かもしれません。でも農業者の所得は政策できちっと守っていく。
そのとき初めて、なりわいとして続けていこうとこれからも、米作っていこう、これからもリンゴ作っていこうと皆さんに思っていただけるような、私は、制度として磨いていきたいというふうに思います。どうぞご支援をいただきたいというふうに思います。
さて、まだいいですかもうちょっと。まだ大丈夫ですか。
もうひとつだけ、これ言わなければいけないことがあるんですよ。
前回は、ライバルの方がいわゆる裏金に関わった方だったんで、そういうこともあって、批判票もあって、***さんが金星を挙げることができたというふうに思うんです。今回も38人ほど、いわゆる裏金に関わった皆さんが、公認候補として立候補しています。
石破政権のときは、公認される人といない人がいた。公認された人にも重複立候補をできなかった。今回は全員重複立候補なんです。
これ反省ないと思いませんか、皆さん。政治とカネの問題、その問題があったから、公明党の皆さんは、反省しない自民党だから、連立解消したんじゃないんですか。
衆議院でも参議院でも少数与党になったというのは、政治とカネの問題が大きかったんじゃないんですか。けじめがついたと思っているとするならば、それは間違ってませんか皆さん。
38人のいわゆる裏金に関わった人たちを戻すための選挙なんですか、今回は。いわゆる疑惑を持たれたりした人たちを復職させる、そういう選挙なんですか。
今回の選挙では、850億円の皆さんの税金が使われるんです。850億円ものお金を使って、いわゆる裏金議員を復職させるようなことは、私はあってはならないと思います。いかがでしょう皆さん。
どうぞ、そうした諸々申し上げましたけれども、ご当地3区におきましては、引き続き我々中道が自信を持って公認をした***、***にご支援をいただけますようにお願いを申し上げたいと思います。
小選挙区選挙では、***、お間違いのないように比例区選挙では中道改革連合。略して中道、中道で結構でございますので、ぜひこの名前を浸透させていただきますように、心から、心からお願いを申し上げて、私、野田佳彦のお訴えとさせていただきます。ありがとうございました。

















