西武の髙橋光成(25)が20日、所沢市の球団事務所で契約更改を行い、今シーズンから7000万円アップの推定年俸1億8000万円プラス出来高でサインした。代理人と共に臨んだ契約更改後の会見では「自分の夢というか、メジャーでプレーしたいという想いを伝えた」と早ければ来シーズンオフにもポスティングシステムを利用し、メジャーに挑戦する意向を表明した。

前橋育英から2014年にドラフト1位で西武に入団した髙橋は2019年に自身初の二桁勝利を達成。昨シーズンは初の開幕投手を務めると、そこから2年連続でキャリアハイの勝利数を挙げ、今やチームに欠かせないエースとして投手陣の先頭を走ってきた。

そのモチベーションとなっていたのが“メジャー挑戦”への想いだった。今から3年前、公私共に慕っている現ブルージェイズの菊池雄星(31)がメジャーのマリナーズへ移籍した時、それまでただの憧れだった海の向こうが、明確な“目標”へと変化した。オフには積極的に渡米し、菊池から野球以外の助言も受けた。今年11月には現地でワールドシリーズを観戦し、本場の空気を肌で味わったことでより一層思いを高ぶらせたという。

海外FA権の取得は最短で2026年。1年でも早いメジャー行きを希望する髙橋は「雄星さんは自分の野球人生を変えてくれた人ですし、活躍して恩返ししたいですし、雄星さんを超えたい」と先輩の背中を追うと共に「まずは来シーズン、優勝・日本一になれるように投手陣を引っ張っていきたい」と決意を新たにした。

■髙橋光成(たかはし・こうな)
1997年2月3日生まれ 群馬県出身。前橋育英高校では1年時からベンチ入りし、2年時の夏の甲子園ではエースとして同校を初出場での初優勝に導いた。14年ドラフト1位で西武入団。2015年8月2日に初登板を飾ると、8月9日に球団では松坂大輔より早い18歳6か月でプロ初勝利をあげた。2019年に初めて二桁勝利を達成すると、昨シーズンは11勝、今シーズンは12勝と2年連続でキャリアハイを更新した。