福島市の立子山地区では、特産品の凍み豆腐作りが最盛期を迎えています。

平岡沙理アナウンサー「小雪が舞う中、ズラッと並ぶこちら。いま、凍み豆腐作りが最盛期を迎えています」

ずらりと並んだ、豆腐のカーテン。

福島市立子山にある食品会社では、11月上旬から凍み豆腐作りが始まり、いま最盛期を迎えています。

凍み豆腐は、通常よりも10倍近い豆が使われている豆腐を薄く切り、冷凍庫で凍らせたあと乾燥させて完成します。

この地区では大正時代から始まり、地元の人たちが昔ながらの技法で凍った豆腐を藁で編んでいきます。気温が10度以下の晴れた日に干すのが最適で、今年は寒い日が多いため、香りもよく、なめらかな食感の凍み豆腐ができたということです。

斉藤吉光食品・斉藤利幸さん「今年は今になって寒くなってきたので、良いものはできていると思うので、味わってみてください」

凍み豆腐づくりは、来年2月末まで続けられるということです。