イギリス政府は、中国がロンドン中心部にヨーロッパ最大級の大使館を建設する計画を承認しました。周辺住民らは反発していて、裁判を起こすとしています。
イギリス政府によって20日に承認された新たな中国大使館は、ロンドン中心部の旧王立造幣局の跡地に建設される予定です。
敷地の面積はおよそ2万平方メートルで、完成すればヨーロッパ最大級の中国大使館となります。
新たな中国大使館をめぐっては、用途不明の地下施設や周辺に機密情報を運ぶ通信ケーブルが通っていることなどが報じられていて、市民からは中国当局によるスパイ活動や民主活動家への監視が強化されるおそれがあるとして反発の声があがっていました。
イギリス政府はこれまで承認を3度にわたり延期してきましたが、イギリスのスターマー首相は今月中にも中国を訪問する予定だと伝えられていて、中国との関係を考慮して、承認に踏み切ったとみられています。
リード住宅相は「決定にあたりすべての重要な事項が考慮された。裁判で異議が申し立てられない限り最終的な決定だ」との声明文を議会に提出しましたが、付近に暮らす住民らは異議申し立ての裁判を起こすとしています。
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