トランプ政権誕生から1年。強硬に推し進める移民政策は、この1年でエスカレートし、一般市民が拘束される事態になっています。一触即発の現場にカメラが入りました。
「私はアメリカ市民だ!」誤って逮捕され5日間勾留も
何が起きてもおかしくない“トランプ政権下のアメリカ”。
今度は移民を取り締まる当局が、アメリカ市民を拘束しています。
第二次トランプ政権が誕生して、20日で1年。

トランプ大統領(2025年1月・大統領就任式)
「我々は、犯罪歴のある不法移民を強制送還するプロセスを開始する」
「アメリカファースト」の政権は、なぜ移民への矛先をアメリカ市民に向けるのでしょうか。

2025年6月、自動車解体現場の防犯カメラが撮影した映像に写っていたのは、移民当局の職員たち。白い服の男性を引きずり倒し、2人がかりで抑え込みました。
しかしこの男性、移民ではありません。
「私はアメリカ市民だ!」

男性は、アメリカの市民権を持っている、ハビエル・ラミレスさん(32)。両親が移民のため、“見た目”で移民と疑われたと話します。
移民当局に拘束された米市民 ハビエル・ラミレスさん(32)
「当局は、見た目や話し方だけで判断している。先に捕まえて、そのあと質問するというやり方。首を膝で押さえつけられて、顔にはあざができた」
ハビエルさんは、このあと5日間も勾留されたそうです。12月に発表された報告書によると、誤って逮捕されたアメリカ市民は、2025年6月からの半年間で少なくとも22人にのぼるといいます。(民主党 上院議員が発表)
しかし移民当局は、「捜査の妨害や隊員への暴行があった」として逮捕を正当化。
当局に一時拘束されたブライアンさんは、2年前の大統領選でトランプ氏に投票したものの、今はこう考えています。

移民当局に拘束された米市民 ブライアン・ガビディアさん(30)
「摘発されるのは犯罪者だけだと信じていた。だから(トランプ大統領選を)支持した。こんな事なら支持しない。(トランプ大統領に)投票したことを心から後悔している」














