19日朝、高知県日高村のJR土讃線岡花駅付近の線路上に自転車3台が置かれているのを上り普通列車の運転士が発見し緊急停止させました。乗客乗員にけがはありません。警察は列車往来危険の疑いで捜査しています。
(リポート:今橋広海)
「日高村にありますJR岡花駅に来ています。あちらの線路上で今朝列車を運転していた運転手が線路上に自転車3台を発見し列車を緊急停止させました」
JR四国と警察によりますと19日午前6時15分ごろ日高村本郷のJR岡花駅からおよそ15メートル西側の線路上に自転車3台が置かれているのを須崎発土佐山田行きの上り普通列車の運転士が発見しました。列車は自転車があった場所から40m手前で緊急停止しましたが、乗客・乗員およそ30人にけがはありませんでした。その後、乗務員が自転車を別の場所に移動させ、列車は緊急停止から8分後に運転を再開したということです。土佐警察署は何者かが線路上に自転車を置いた悪質ないたずらとみて、列車往来危険の疑いで捜査を進めています。
※往来危険罪刑法第125条第1項鉄道若しくはその標識を損壊し、又はその他の方法により、汽車又は電車の往来の危険を生じさせた者は、2年以上の有期懲役に処すると定める。線路上に自転車を置いた場合、「その他の方法」に含まれ、この罪に該当する可能性がある。














