中国で民主化を求める多数の学生らが犠牲となった「天安門事件」の遺族らのグループ「天安門の母」は、毎年行ってきた集会が「当局の妨害によってはじめて開催できなかった」とする声明を発表しました。
1989年6月4日に発生した「天安門事件」は、民主化を求め天安門広場に集まった学生や市民を軍が弾圧した事件で、公式発表では319人が亡くなったとされていますが、実際は数千人との推計もあります。
当時、学生だった子どもを亡くした遺族らのグループ「天安門の母」は、毎年行ってきた集会が「当局の理不尽な妨害を受け、はじめて禁止された」とする声明を発表しました。
集会は去年12月28日に北京市内のレストランで行われる予定だったということですが、「公安当局による法的根拠のない事情聴取のような手段によって中止に追い込まれた」としています。
「天安門の母」は集会について「長年、苦難を経験しながらも生きている喜びを語り合う場であった」と主張。「到底受け入れられない」としています。
中国で天安門事件はタブー視されていて、当局は事件に関する集会やインターネット上の情報などを厳しく統制しています。
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