今年秋の完成を目指し再建がすすむ首里城で、正殿中央の玉座に掲げられる扁額(へんがく)の額縁への黄色の漆塗りが始まりました。
新たな扁額を製作している浦添市の工房では16日、首里城正殿に掲げられる3枚の扁額のうち「中山世土」の額縁への漆塗りが行われました。

扁額の額縁は、平成の復元時には漆に金箔を塗って模様が表現されていましたが、今回は天然ヒノキの木材に9体の龍などが透かし彫りの技法で彫り出されています。

この日行われた「上塗り」の工程では漆職人の諸見由則さんらが筆を何本も使い分けて立体的な彫刻に丁寧に黄色の漆を塗っていました。
▼漆職人・諸見由則さん
「今回の再建は彫りなので全然モノも違うし色も違うんですよ。結構大変でした。手こずったんだけど」
「結構すごいものだと思う。こんな扁額はないですよ。沖縄だけだと思います」

新たな扁額はこのあと額縁への漆塗りを重ね「金箔磨(きんぱくみがき)」などの工程を経て今年4月に完成予定です。














