2025年8月、石川県七尾市の介護施設で同じ部屋に入居していた高齢の男性を殺害したとして、88歳の男性が殺人の疑いで逮捕された事件で、金沢地検は、男性が犯行当時、心神喪失の状態で、刑事責任能力が十分でなかったと判断し、16日付けで不起訴にしました。
この事件は2025年8月22日、七尾市の介護老人保健施設「寿老園」で、93歳の男性が杖や金属製のおもりで複数回殴られ殺害されたもので、同じ部屋に入居していた88歳の男性が殺人の疑いで逮捕されていました。

金沢地検は、男性の刑事責任能力の有無を調べるため、2025年9月から4か月あまり鑑定留置を行っていましたが、16日付で不起訴としました。
金沢地検の小林修次席検事は「犯行時、精神の障害により責任能力がない状態であったと判断したため、心神喪失とした」と説明しました。
不起訴処分について、亡くなった男性の長男は北陸放送の取材に対し「当然納得いかない。心の傷がいえることはない。憤りしかない」とコメントしました。














