「闇バイト」や「特殊詐欺」など、今も相次ぐトクリュウによる事件。警視庁はきょう、指定暴力団住吉会「幸平一家」が背後で暗躍しているケースが相次いでいるとして、異例の特別対策本部を設置しました。
きょう警視庁が設置した対策本部は、個別の暴力団を名指しするという異例のものでした。「住吉会幸平一家特別対策本部」です。幸平一家が特殊詐欺の背後で暗躍しているとみられているからです。
去年、都内の特殊詐欺の被害額は過去最大に。去年1年間に特殊詐欺で逮捕された暴力団組員と関係者のうち、4割が幸平一家でした。
幸平一家は住吉会の2次団体で、住吉会の重要な資金源になっているということです。
その活動は、海外にまで…
捜査関係者
「住吉会幸平一家の男がカンボジアのかけ子拠点開設を主導しているとみている」
カンボジアの拠点から警察官を装いおよそ200億円をだまし取ったとみられる匿名流動型犯罪グループにも、幸平一家が関与していたとみられています。
この拠点からかけられていた詐欺の電話は、警察官を装う手口でした。
警視庁本部の人間を名乗る男
「警察官より全ての口座を凍結し、逮捕状を出し、本人を逮捕してくださいとのことです」
「幸平一家」は特殊詐欺だけではなく「闇バイト」や「薬物」などに関わり、一般の若者のすぐ近くで活動。国内最大の違法風俗スカウトグループ「ナチュラル」にも関わっているとみられています。
全国で暴力団組員が減少傾向にある中、「幸平一家」の組員は増え続けていて、都内最大の組織となっているのです。
警視庁は幸平一家の弱体化を図ることでトクリュウの壊滅を目指します。
警視庁暴力団対策課 大場俊彦 管理官
「幸平一家にかかわるものであれば、あらゆる犯罪を検挙していく」
特別対策本部は今後、捜査員75人態勢で幸平一家の情報を一元的に管理し、各警察署の捜査員と連携しながら組織の弱体化を図る方針です。
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