愛媛県西条市沖の燧灘で、養殖されるノリの収穫が始まりました。
ただ、海水温が高いことなどから、生育や色づきに影響が出ているということです。
西条市沖では、18軒の業者がノリの養殖を行っていて、沖合およそ3キロの海面には、ノリを育てる網がずらりと並んでいます。
作業にあたるのは、杉本真吾さんと妻の千晶さんです。
専用の船を使い網を持ち上げながら、20センチほどに伸びたノリの先を次々と刈り取っていきます。
西条市沖のノリ養殖は、ここ数年不作が続いていて、今シーズンも海水温の高い状態が長かったことから収穫時期は、例年より2週間ほど遅くなりました。
さらに杉本さんによりますと、海水に含まれる「窒素」や「リン」などノリの成長に必要な栄養素が少ないこともあり、現時点で、期待していたような色付きには、至っていないということです。
(杉本真吾さん)
「色が落ちたら結局ノリ自体の風味も甘みもだんだん低下しますんでね、僕らとしては真っ黒な良いノリが取りたいですね」
「色が悪いと買い取って頂ける金額っていうのがかなり低くなるんで、つらいとこですでね」
このノリ収穫は、3月末まで続く見通しです。
杉本さんの養殖場では、去年並みとなるおよそ7トンの出荷を見込んでいます。
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