高市総理はきょう、韓国の李在明大統領と奈良市内で首脳会談をおこないました。中国との関係で難しい舵取りを迫られる両首脳ですが、連携は確認出来たのでしょうか。
記者
「いま、韓国の李在明大統領が車から降りてきました。高市総理は笑顔で李在明大統領と握手をしました」
高市総理の地元・奈良で行われた日韓首脳会談。会談では、▼トランプ政権との連携や、▼中国を含む地域情勢などが議題となりました。難しい国際情勢の中、両首脳は一体、何を語ったのでしょうか。
笑顔を見せ、握手を交わした高市総理と韓国の李在明大統領。
高市総理
「(李)大統領と共に日韓関係を前に進めながら、両国が地域の安定に連携して、役割を果たしていくべきという考えをあらたにしました」
こう話す高市総理に対し、李大統領は「目まぐるしく変わっている国際秩序の中で両国が協力することは、いつもより重要だ」と応じました。
今月5日におこなわれた中国との会談で、習近平国家主席と自撮りをする様子も見せた李大統領。
中国が日本への圧力を強める一方、韓国に接近する動きを見せる中、李大統領は、これまで「大人の喧嘩に割り込むと嫌われる」などと話し、日中対立への仲介に慎重な姿勢を示してきました。
会談はおよそ1時間におよび、共同記者発表では…
高市総理
「経済安全保障の分野では、サプライチェーン協力について踏み込んだ議論を行いました」
中国が日本に対し、レアアースなどを含む可能性がある軍民両用品の輸出規制をおこなう中、経済安全保障の分野での協力を確認した両首脳ですが、中国への対応について踏み込んだ発言は見られませんでした。
難しい課題に直面する両首脳ですが、「シャトル外交」を継続し、連携を強化していくとしています。
中国外務省 毛寧 報道官
「これは韓国と日本の間の二国間の交流である」
一方、中国外務省の毛寧報道官は日韓首脳会談について、このように述べるにとどめました。
今月5日、習近平国家主席は韓国の李在明大統領を国賓として招待。歴史認識で足並みをそろえ日本に対抗すべきだと訴えるなど、韓国を中国側に引き寄せようとしており、日韓首脳会談を中国がどのように評価するかに注目が集まっていましたが、当面、静観する姿勢を示した形です。
また、高市総理が通常国会の冒頭で衆議院を解散するとの見方が広がっていることについて、毛報道官は「日本の内政である」としてコメントを避けました。
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