高知県西部・大月町の養鶏場が、「農林水産祭」の畜産部門で「天皇杯」を受賞しました。高知県の団体が受賞するのは初めてで、評価されたのは、鶏を「育てる」だけではない、「地域を巻き込んだ取り組み」です。
8日、高知県庁の濵田知事のもとを訪問したのは、今年度の「農林水産祭・畜産部門」で最高賞の「天皇杯」を受賞した、大月町の「ヤマニファーム」です。

2007年に設立された「ヤマニファーム」は、およそ20年あまりで規模を7倍以上に拡大し、現在はおよそ150万羽を飼育する“四国一”の規模を誇ります。
今回、評価を受けたのは「生産性向上」と「地域貢献」です。「ヤマニファーム」では、デジタル技術で鶏の健康を管理するDX化に加え、鶏ふんを肥料にしてブランドレモンを栽培するなど、環境に優しい農業を実現しました。
さらに南海トラフ地震を見据え、常に30トン以上の餌を備蓄する災害対策などが高く評価されました。濵田知事は「高知県の畜産のお手本で、今後の活躍を期待したい」と功績をたたえました。

◆ヤマニファーム 井上孝秀 代表
「『技術の向上』と『環境に配慮した持続可能な農業』をしっかり発展させていき、地域の皆さんと、高知県の畜産がともに発展できるような取り組みができればと思います」
「ヤマニファーム」は今後、高齢化が進む業界の中で「後継者の育成」にも力を入れたいとしています。














