複数の職員へのセクシュアルハラスメントを認め辞職した福井県の杉本達治前知事の問題行為について、特別調査委員は刑法に抵触する可能性も否定できないとする報告書を公表しました。

特別調査委員 河合健司氏
「杉本氏からの謝罪は一切受けたくない、示談もしない、接触を断ちたい。受けた精神的苦痛は一生忘れることができない」

この問題をめぐっては去年4月、福井県の杉本達治前知事(63)が県職員に不適切な内容のメッセージを送ったとするセクハラの通報を受け、外部の弁護士による特別調査委員が県職員およそ6000人を対象に聞き取りを進めてきました。

報告書では、女性4人から提供を受けたメッセージの中で、セクハラを裏付ける内容はLINEや私用のメールを介し、およそ1000通に上ります。中には「キスしちゃう」「エッチは好き?」など、性的な表現を用いたものも多く含まれていました。

また、ふとももや尻を触るといった痴漢行為にも及んでいて、不同意わいせつ罪やストーカー規制法に抵触する可能性も否定できないなどと結論付けています。

福井県は再発防止と組織改革を進めるとしています。