バレーボールの日本一決定戦、天皇杯全日本選手権の準決勝が17日、東京体育館で行われジェイテクトSTINGSと東レアローズが勝利し決勝進出を果たした。

男子準決勝、第1試合は初出場の東京グレートベアーズと東レアローズの対戦となった。序盤から接戦となった試合は日本代表経験のある東レ・髙橋健太郎(27)の速攻などが効果的に決まりストレートで勝利(25-23、25-20、25-19)。東レは4大会ぶりの決勝進出を決めた(2019年度は新型コロナウィルス感染拡大の影響でファイナルラウンドは中止)。

準決勝、もう一試合は、2大会ぶりの優勝を狙うジェイテクトSTINGSと3回の優勝を誇るJTサンダーズ広島が激突。第1セット、ジェイテクトはエース西田有志(22)のスパイクがJTのブロックに阻まれ3連続失点。その後、同点に追いついたがJTの元アメリカ代表のアーロン・ラッセル(29)のバックアタックや、中国代表のジャン・チュアン(29)の連続サービスエースなどで20-25と先制された。

第2セットも奪われ、あとが無くなったジェイテクトは序盤に西田がボールを追いかけフェンスに直撃、左手を負傷するも応急処置で再びコートへ。一度、JTにマッチポイントを握られたがジェイテクトはチャレンジを要求、判定が覆ると逆にセットポイントに持ち込んだ。最後は西田のスパイクがブロックアウトになり27-25でセットカウントを1-2とした。

流れを引き寄せたジェイテクトは第4セット、序盤から連続得点で主導権を握りこのセットも奪い2-2でファイナルセットに持ち込むと、最終第5セットも序盤からリード。15-12で勝利、セットカウント3-2の大逆転勝ちで2大会ぶりに決勝進出を決めた。

チーム最多27得点の西田は「僕たちは優勝しか狙っていない。体が疲れていようが鼓舞して良いパフォーマンスを見せたい」と決勝に向け、気合十分。「今日の試合は0-3で負けていたような試合。そこから逆転できたこのチームは凄い。心の底からジェイテクトのプレーヤーは凄い」と逆転勝利のチームを絶賛した。

■男子決勝
ジェイテクトSTINGS-東レアローズ
■女子決勝
NECレッドロケッツ-東レアローズ

※写真は決勝進出を決めたジェイテクトSTINGS