天草市の漁港では漁船に大漁旗を立て、新しい年を迎える準備が整いました。

天草市の佐伊津港には正月休みに入った漁船が、肩を寄せ合うように岸壁に繋がれています。

31日の朝は、地元の漁師たちが今年の漁を終えた漁船に赤や青に染め抜かれた大漁旗や日の丸を掲げ、マストに松竹梅を飾って新年の準備を進めていました。

漁業関係者によりますと、天草地域では5、6年前からタコが不漁だということで「来年は大漁であってほしい」と話す漁師もいました。

佐伊津港では、高齢化や水揚げの減少が原因で引退する漁師もいて、年々大漁旗を飾り付ける漁船も少なくなっています。