証券業界は、12月30日が仕事納めです。

東京証券取引所では今年最後の取引が終わりました。

日経平均株価の今年の終値は5万339円で去年より1万円以上値上がりし、年間の値上がり幅は過去最大となりました。

今年は半導体や生成AI関連株が株価の上昇を牽引したほか、10月に発足した高市内閣への期待感が株価を押し上げ、終値ベースで初めて5万円の大台に乗せました。

大熊本証券 出田信秀社長「“適温経済・適温相場”がいまの状況。その流れが来年も企業業績も、比較的いい状態が続くと思っています」

市場関係者は「半導体に対する若干の懸念はあるが、AIへの投資は続く」とハイテク関連株への期待を込めました。