県民体育館の再整備を巡り、検討委員会の委員長が進め方を「拙速だ」と発言したことを受け、濵田知事は会見で、「年度末の締め切りに固執せず議論を詰めてもらいたい」という考えを示しました。
県民体育館の再整備を巡っては検討委員会が協議を重ねる中、高知県と高知市が市のグラウンド活用で合意し、委員長から「トップ同士で決めるのは拙速、検討会の意義は何なのか」との発言がありました。指摘を受け濵田知事は「厳しいコメントがあった」とした一方で、県と市の合意については「実現可能な案に絞り込んだものだ」と説明。委員会に対して、土台や方向性を尊重した上での議論を求めました。

▼濵田省司 知事
「市と話し合って最新の案を出している。それを土台として必要な修正点、追加点は何かといった観点から、議論してもらいたい。それを踏まえて、我々も必要であれば、どういう対応ができるか考えていく」
基本計画の策定は「2025年度中」が目標でしたが、濵田知事は「検討が不十分な部分は、年度末の締め切りに固執せずしっかりと議論を詰めてもらいたい」と述べました。














