山口県の徳山下松港で発見された不発弾の処理を巡る動きです。不発弾の周辺で金属反応があった10か所について、6か所で新たな不発弾は確認されず、残る4か所は調査しない判断となったことがわかりました。

今年9月、徳山下松港の海底で発見された不発弾について、水中での爆破処理に向け周辺で金属反応があった10か所の潜水調査が、23日に始まりました。

調査の結果、すでに調査を終えた6か所はワイヤーやパイプ、ラジカセなどで、新たな不発弾は確認されませんでした。一方、残る4か所は不発弾からの距離が40m未満と距離が近く、爆発の危険性があることから調査しないこととなりました。

不発弾を水中で爆破処理する方針に変更はなく、この4か所に不発弾がある可能性を考慮したうえで、防護対策などが再検討される見通しです。