日本の国会議員が相次いで台湾を訪問していることについて、中国メディアは「中国の反撃に向けた決意を見くびるべきではない」とする記事を掲載し、さらなる対抗措置をとる可能性を示唆しました。
中国国営メディアは25日、日本の国会議員が台湾を訪問していることについて、「中国の内政に干渉しようとするいかなる行為も断固たる反撃に直面する」とけん制しました。
今月15日、中国外務省が台湾の内閣に相当する行政院の顧問に就任した自衛隊の岩崎茂・元統合幕僚長に対し、入国禁止などの制裁を科したことについて、「日本への反撃のはじまりにすぎない」と指摘。
「台湾問題で一線を越え、台湾当局と結託しようとする者は中国の反撃の決意を見くびるべきではない」と、さらなる対抗措置をとる可能性を示唆しました。
記事では、2023年に当時の蔡英文総統がアメリカのマッカーシー下院議長と会談した後、中国軍が台湾周辺で軍事演習を行った例などを挙げ、「中国はさらなる対抗手段を持ち合わせている」とする専門家のコメントも紹介しています。
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