今年の夏の平均気温は統計史上最も高くなり、年間の平均気温は過去3番目の高さとなる見通しです。
気象庁はきょう、今年1年間の日本の平均気温について、11月までのデータから算出した見通しを発表しました。
それによりますと、平均気温の速報値は平年と比べプラス1.25℃で、明治時代の1898年に統計を開始して以降、3番目に高い値となりました。
高温の理由として、気象庁は▼夏から秋の前半にかけて上空の偏西風が平年より北寄りを流れる傾向にあったため、暖かい空気に覆われやすかったこと、▼日本付近で高気圧の勢力が強い時期があったことなどを挙げています。
また、今年の夏の平均気温は全国153の観測地点のうち132地点で統計史上最も高くなりましたが、年間を通じてでは1位にならないと予想される理由については、今年の冬、1月と2月に強い寒気が繰り返し流れ込んだ点を指摘しています。
気象庁 異常気象情報センター 及川義教 所長
「その時期(1月・2月)の気温、低かった気温が年間の気温に効いて、全体的に夏の1位を一部相殺するような、そういう結果になっています」
今年は1位にならなかったとはいえ、去年が1位(プラス1.48℃)、一昨年が2位(プラス1.29℃)と最近の3年間がトップ3を占めていて、こうした高温傾向は、地球温暖化を背景に今後も続く可能性があると気象庁はみています。
一方、世界の平均気温も、平年と比べてプラス0.48℃と、1位の去年、2位の一昨年に次いで3番目に高い値となる見込みです。
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