冬の渡り鳥の越冬地として知られる伊豆沼と内沼が「ラムサール条約」に登録されてから、2025年で40年となったのを記念したシンポジウムが23日、宮城県栗原市で開かれました。
栗原市で開かれたシンポジウムには、市民らおよそ160人が参加しました。栗原市と登米市にまたがる伊豆沼と内沼は1985年、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録されました。

登録から40年を記念した23日のシンポジウムでは、築館高校の生徒たちが伊豆沼での外来魚の駆除活動などこれまで9年間続けてきた学習活動の成果を発表しました。

築館高校の生徒:
「時には胴長に穴が空いていたハプニングにも見舞われたが、楽しい発見や体験ができた」

県伊豆沼・内沼環境保全財団・嶋田哲郎研究室長:
「大事な資源をしっかり守って広めて多くの人たちに活用してもらうような方向に展開していきたい」
宮城県内では、「伊豆沼・内沼」のほか「蕪栗沼」と「化女沼」、それに「志津川湾」がラムサール条約に登録されています。














