茨城県土浦市の農業用ビニールハウスで、大麻草を栽培していたとして、漁師の男ら4人が厚生労働省麻薬取締部に逮捕・起訴されました。
逮捕・起訴されたのは、千葉県九十九里町の漁師・橋本和幸被告(62)と千葉県山武市の漁師・戸辺康弘被告(55)ら4人で、今年6月ごろから8月中旬にかけ、茨城県土浦市の農業用のビニールハウスで大麻草380本を栽培した罪などに問われています。
麻薬取締部によりますと、橋本被告ら4人は少なくとも5年前から大麻草を栽培していたとみられ、戸辺被告の自宅からは、▼乾燥大麻3キロと、▼大麻リキッド714本が押収されたということです。
麻薬取締部は、4人が栽培した大麻を加工し、販売していたとみて捜査しています。
若者を中心とした大麻の蔓延に伴って、大麻の違法栽培は増加傾向にあり、去年1年間で217人が検挙されています。
麻薬取締部は4人の認否を明らかにしていませんが、「栽培した大麻の販売ルートなどの解明を続けていく」としています。
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