諏訪広域連合は、茅野市の救護施設で、入所者の通帳から引き出された現金7万円を紛失したと明らかにしました。

現金の紛失があったのは、諏訪広域連合が運営する茅野市の救護施設・八ヶ岳寮で、今年7月、入所者の成年後見人から通帳の払い出しと出納帳が一致しないと指摘がありました。

その後の調査で、去年9月から今年2月にかけて入所者6人の通帳から小遣いとして引き出された預り金7万円を紛失していたことがわかったということです。

施設によりますと、通帳は事務所内の金庫に保管されていましたが、外からの侵入や金庫が不正に開けられた跡は見つかっていないとしています。

施設では入所者や身元引受人に謝罪した上で、警察に相談し再発防止に努めるとしています。

八ヶ岳寮は、身体や精神に障がいがあり、経済的な問題などで日常生活を送ることが困難な人たちが利用する、生活保護法に基づく保護施設です。