23日午前、広島県三次市にある発電所の地下で作業していた男性が死亡しているのが見つかりました。警察は詳しいいきさつを調べています。
消防によりますと、22日午後5時40分ごろ、三次市作木町香淀にある中国電力新熊見発電所で、現場にいた作業員から「地下で作業していた70代の男性が溜桝に落ちたのでは」と119番通報がありました。消防が男性を捜索し、約16時間後に地下30mの場所にある溜桝の中で男性を発見。救助しましたが、現場で死亡が確認されたということです。
中国電力によりますと、男性は、水の勢いを減らす設備である減勢槽に転落。水路では男性を含む3人が作業していて、そのうち1人が、男性がいなくなっていることに気づいたということです。
男性は、落ち葉の回収作業などをしていたとみられていて、警察は、労災事故の可能性も視野に詳しいいきさつを調べています。














