山口市議会は22日、議員定数を現在の34からを32にする議案を可決しました。

市議会の議員定数削減の議案は議会最終日の22日、議員から提出されました。議員数を現在の34から2つ減らして32とし、2026年4月の次の選挙から実施するというものです。議員定数削減を巡っては、市の人口規模や人口減少を受け、協議会で検討が進められてきました。

反対の立場の議員からは有権者に判断の時間がない、根拠がわからないなどの声が相次ぎました。

審議は難航しましたが、午後9時すぎ賛成多数で可決されました。

議案を提案した 坂井芳浩議員
「今後も議会改革の歩みを止めずに前に進めていければ」
議案に反対し退席した 伊藤斉議員
「実際の議論された日にちというのはたったの1日だけで、なにもなく急に出された。あまりにも乱暴ではないか」

新しい定数での選挙は2026年4月19日告示、26日投開票で行われます。