新潟県阿賀町で発生が確認されていた高病原性鳥インフルエンザについて、新潟県は16日午前0時、防疫措置が完了した先月24日から21日が経過したことから、半径3km圏内に設定していた移動制限区域を解除しました。これに伴い、県道14号に設置していた消毒ポイントの運営も終了しています。

阿賀町の養鶏場は先月17日の簡易検査で鳥インフルエンザの感染が疑われ、遺伝子検査を行った結果、先月18日に感染が確定していました。新潟県は半径3km圏内の養鶏場に対してニワトリなどの移動制限をかけ、阿賀町の養鶏場と新発田市の関連施設のニワトリあわせて15万6000羽の処分を行ってきました。

県は今月11日、養鶏場から半径3km圏内の移動制限区域内にある3つの養鶏場で実施した清浄性確認検査で全て陰性が確認されたため、養鶏場から半径3kmから10km圏内に設けた搬出制限区域を11日に解除。16日に半径3km圏内の移動制限区域も解除となりました。

なお、県の鳥インフルエンザ対策本部は移動制限区域の解除に伴い、県鳥インフルエンザ情報連絡室に移行しました。