今年の東京消防庁の救急車の出動件数が12月14日までに82万5920件にのぼり、年間出動件数の過去最多を更新する見通しとなったことがわかりました。新型コロナの感染拡大や猛暑による熱中症の多発が影響したとみられます。

今年の東京消防庁の救急車の年間出動件数は12月14日までに82万5920件にのぼり、救急業務を開始した1936年以降で最多だった2019年の82万5929件を更新する見通しです。

東京消防庁によりますと、今年は「1日の出動件数」が3000件を超える日もあり、▼過去2番目の多さだった7月1日の3274件、▼過去3番目の7月2日の3188件、▼過去4番目の6月30日の3150件などを記録しました。

今年は新型コロナの感染拡大に加え、都心の年間の「猛暑日」の日数が過去最多を記録し、熱中症が多発したことも影響したとみられます。