福島県伊達市の養鶏場で発生した「高病原性鳥インフルエンザ」について、周辺の農場に出されていた「搬出制限」が、15日に解除されました。
11月28日、伊達市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認され、飼育されていた全てのニワトリの殺処分と周辺の消毒作業が行われました。
これを受け県は、高病原性鳥インフルエンザが発生した養鶏場から半径3キロから10キロ以内の農場に「搬出制限」を設けていましたが、ニワトリに異常がないかを確かめる血液検査などを行い、異常が確認されなかったことから、15日午後4時に「搬出制限」を解除しました。
解除されたのは国見町と桑折町、伊達市の一部の計14農場です。
一方、半径3キロ以内の「移動制限」については、異常が確認されなければ22日に解除される見込みです。
また、6日に高病原性鳥インフルエンザが発生した飯舘村の養鶏場については、検査で異常が確認されなければ22日に「搬出制限」を、来年1月2日に「移動制限」をそれぞれ順次解除する見通しです。














