15日、南砺市の東海北陸自動車道・袴腰トンネル内で発生した追突事故があり、現場に駆けつけた警察官らが事故車両を手で約400メートル押し、非常駐車帯まで移動させる事態となりました。
15日午前11時半ごろ、南砺市の東海北陸自動車道にある袴腰(はかまごし)トンネル内でワンボックスカーがライトバンに追突する事故が発生しました。
事故現場となった袴腰トンネルは県内最長となる延長5912メートルのトンネルです。上り線(名古屋方面)を走行していたワンボックスカーが前方のライトバンに追突し、けが人はいなかったものの、車両2台が自走不能となりました。
ネクスコ中日本などによりますと、事故発生後、現場後方で渋滞が発生したため、県警高速隊や中日本高速道路の社員はトンネル前で車両を止め、約3キロを徒歩で移動して現場に到着。事故車両を約400メートル先の非常駐車帯まで手押しで移動させました。
この事故の影響で、福光インターチェンジから五箇山IC間の上り線は約2時間半、下り線は事故処理や渋滞解消のため約1時間50分にわたり通行止めとなりました。















