ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカのウィットコフ特使らと協議し、「停戦には安全の保証を明確にする必要がある」と改めて訴えました。

ゼレンスキー大統領は15日、アメリカのウィットコフ特使らと和平計画などについてドイツで2日目の協議を行いました。

ゼレンスキー大統領は「領土問題は複雑な問題だ」としたうえで、「戦場のことを決める前に、安全の保証を明確にする必要がある」と述べました。

一方、アメリカ政府関係者は「非常に前向きであり、多くの課題で合意に達した」としたうえで、「トランプ大統領も非常に満足している」と強調しています。

また、領土問題や経済復興策なども話し合われたとしていて、今後、高官同士に加えて、実務者での協議を続けていくということです。