中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけて1か月。日中関係の冷え込みで名古屋の街にも影響が出ているようです。経済面も心配ですね。

(大石邦彦アンカーマン)
今年はインバウンドが絶好調で、外国人訪日客は過去最多のペースで推移してきました。最新のデータを紐解いてみます。

観光庁の調べでは、国・地域別でみると、ことし7月~9月に最も多く日本を訪れているのは「中国」で、消費額がトップ(27.7%)です。次いで台湾(14.2%)。アメリカ(10.4%)、韓国(9.7%)などとなっています。

中国の消費額は宿泊費1766億円、飲食代1337億円、買い物代1941億円などで、総額は5901億円にも上ります。