12月5日に勾留中の男が入院していた静岡県伊豆の国市の病院から逃走した事件を受け、静岡県議会の委員会では12月15日、警察への厳しい指摘が相次ぎました。
<静岡県警 久田誠本部長>
「ご心配とご迷惑をおかけしたことお詫び申し上げます」
15日に開かれた県議会の文教警察委員会で、県警の久田本部長が、12月5日に伊豆の国市の病院から勾留中の男が逃走した事件について謝罪しました。
委員は県警に対し、「県民に多大な不安を与えた」「監視体制に問題があったのではないか」などと指摘しました。
<坪内秀樹県議>
「留置人逃走事故を県警察はどのような経緯や問題点で発生し、受け止めているのか県警察の考えを伺います」
県警側は、再発防止に向けた対策を講じていると説明し、留置管理や指導体制の見直しなど、組織としての改善が必要だという認識を示しました。
県警は、委員からの指摘を踏まえ、信頼回復に向けて取り組むとしています。
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