任期満了に伴う静岡県富士市長選挙が12月14日告示され、新人4人による選挙戦が始まりました。
富士市長選に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属・新人で元富士市議会議員の一条義浩氏(55)、元中学校教諭の金指祐樹氏(48)、元富士市議会議員の市川真未氏(37)、元富士市議会議員の小沢映子氏(67)の4人です。立候補の届け出は、14日午後5時に締め切られ、富士市長選挙では過去最多の4人による選挙戦が始まりました。
<一条義浩候補>
「新たな富士市、富士市は『もっとできる』のもと、私は新たな決意で今回の挑戦に挑むこととなりました」
市議を6期務めた経験をもつ一条候補は、産業や観光などの4つの重点施策から富士市を一新しようと訴えています。
<金指祐樹候補>
「われわれ大人がこんな富士市にしたい。あんな富士市にしたい。本気でわれわれ大人が語れば、必ずそれは実現できると信じています」
元教諭の金指候補は、若者の流出を食い止めようと、民間企業や教育現場での経験を生かし、市政を変えていきたいとしています。
<市川真未候補>
「(人口が)減る時代こそ、人中心のまちづくりが求められます。人が主役のまちへ。それを本来は支える、また後押しする存在であるべきです」
元市議の市川候補は、世界5か国で働いた経験などをふまえて、人が主役のまちづくりを目指してしています。
<小沢映子候補>
「皆さんが元気になって、どんなに重いハンディがある人たちも普通に生きられる。幸福度、日本一の福祉のまち富士」
元市議の小沢候補は、5期20年の市議での経験を生かし、誰もが普通に生きられる社会の実現を目標に掲げています。
今回の市長選は、人口減少や少子化、産業振興など市の課題をどうしていくかが主な争点となっています。富士市長選挙の投票日は、12月21日で即日開票されます。














