ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32、大橋)がサウジアラビアで行われる防衛戦に向けて13日、横浜市内で練習を公開し、弟でWBC世界バンタム級王者の井上拓真(29、大橋)と軽めのスパーリングを行うなど汗を流した。
相手はWBC世界同級2位のアラン・ピカソ(25、メキシコ)。「自分の距離で戦いながらピカソの距離でも戦える準備はしている。メリハリ良く戦いたい」と話し「今回はKO決着にしたいなと思っています」と意気込んだ。
今年に入って4戦目とハードスケジュールだが、井上は「すごく心地が良い。やっぱり戦うことが好きなので間隔をあけずに常に緊張感と張り詰めたこの空気が非常に心地良く、年に4試合っていうのは自分にとって苦ではなくて成長できた1年だったなと思います」と語った。
記者から髪色について聞かれると、井上は「薄ピンクといいますか、シューズに合わせた色っていうのは寿命2日ですからそこをどう本番にもっていくかは結構考えていますね。そこにも注目してください」と笑いを誘った。
12月27日(土)サウジアラビア・リヤドでメキシコのアラン・ピカソ(25)と防衛戦を行う。














