アメリカのトランプ大統領は、タイとカンボジアが戦闘停止で合意したと発表しましたが、国境地帯では空爆などが続いています。

トランプ大統領は12日、タイとカンボジアの首相それぞれと電話会談を行い、"両国が戦闘の停止で合意した"とSNSで表明しました。

しかし、カンボジアメディアによりますと、国境地帯では13日にもタイ軍がカンボジア領内を空爆・砲撃したということです。また、タイメディアは、カンボジア軍の砲撃でタイ市民2人が重傷を負ったと報じています。

タイのアヌティン首相は「軍事作戦を継続する」と強調し、"脅威が排除されるまで停戦に応じない"との構えです。

一方、カンボジアのフン・マネット首相は、「紛争解決のために平和的手段をとっている」としていますが、戦闘停止の合意には言及していません。