八代市政治倫理審査会が、市議会議員の行為について「条例に違反する」と結論付けました。
今日(12月12日)午後、政治倫理審査会がまとめた報告書が八代市議会の髙山議長に手渡されました。
八代市議会 髙山正夫議長「調査対象行為は八代市政治倫理条例、第3条第1項第3号に違反する行為と認められると決定した」
違反行為とされたのは、八代市議会の成松由紀夫議員が、中学校の運動部の活動費にあてるため、遅くとも7年前から市役所で職員に物品を販売した行為です。
条例では、地位や肩書きを利用し、金品や財産上の利益を求めることが禁止されています。
髙山議長「成松議員本人がどのように今後考えていくのか、そのあたりを注視して、我々としても指導できるところは指導していきたい」
一方、「居酒屋で友人の頭をビール瓶で殴ってけがをさせた」とされた金子昌平議員の行為も審査されていましたが、条例違反は認められないと結論付けられました。













