はだしで路上を泣きながら走っていた男の子を保護した大学生など3人に、感謝状が贈られました。


福島北警察署から感謝状を贈られたのは、福島学院大学こども学科の八島梨那さんと大山小晴さん、大学教員の鈴木翔太さんの3人です。



八島さんと大山さんの2人は、11月24日の午後6時40分頃、福島市内の自宅を飛び出し、路上を泣きながらはだしで走っている小学校低学年の男の子を発見しました。


その後、一度見失ってしまいましたが、2人は教員の鈴木さんにも連絡し、手分けして探して男の子を再び発見しました。

当時男の子は興奮している状態でしたが、以前は幼稚園の教諭だった鈴木さんが落ち着かせ、無事に保護したということです。

八島さんと大山さんも、大学で学んでいることが生かされたと話します。


福島学院大学こども学科・八島梨那さん「学校で毎日小さい子の勉強をしているので、男の子が焦っている様子とかは分かった」



福島学院大学こども学科・大山小晴さん「(男の子を保護した時は)膝の力、全ての力が抜けるくらい安心した」


警察は「現場は交通量が多く、事故につながる可能性もあった。無事に保護してもらえてありがたかった」と話していました。

大山さんは、将来は保育関連の仕事を目指しているということです。