日本を出国する際に1人あたり1000円徴収される、いわゆる「出国税」について、政府・与党は来年度の税制改正で一律3000円に引き上げる方向で調整に入りました。
国際観光旅客税、いわゆる「出国税」は、日本を出国する際、国籍を問わず航空チケットの代金などに上乗せされるもので、1人あたり1000円が徴収されています。
与党内からは、国内の観光地でのオーバーツーリズム対策に充てる財源を捻出するため、引き上げを求める要望が出ています。
こうしたなか、政府・与党は来年度の税制改正で、出国税を1人あたり一律3000円に引き上げる方向で調整に入りました。
自民党内にはビジネスクラス以上の座席を利用する人から5000円を徴収する意見もありますが、航空会社など現場での事務負担が大きくなるため見送る方向です。
また、出国税は国籍を問わず徴収されるため、日本人の負担軽減策として、パスポートを取得する際にかかる費用を引き下げることもあわせて検討されています。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本

夢のマイホーム建たぬまま...住宅メーカーが"突然破産" 残ったのは2000万円超のローン返済「生活が成り立たない。想像を絶するつらさ」

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か









