自転車の事故防止につなげようと、静岡県は12月9日、関係機関と連携してヘルメットの着用を呼びかける街頭キャンペーンを静岡県沼津市で行いました。

ヘルメットの着用については、2023年4月1日に努力義務化となりましたが、県内のヘルメット着用率は9.9%にとどまっていて、若い世代を中心に浸透していないのが現状です。(2025年6月の警察庁が行った調査による)

JR沼津駅で行われたヘルメット着用の広報活動は、沼津市や静岡市など、県内4か所で実施され、職員や警察官が通勤・通学中の利用者にチラシを配って注意を呼びかけました。

<県くらし交通安全課 高橋勝課長>
「尊い命を守るための大切なヘルメットですので、自転車に乗る時にはかぶっていただいて自分の命を守っていただければ」

県では、警察や教育委員会などと連携しながら、今後もヘルメット着用の呼びかけを続けていく方針です。