アメリカの動画配信大手「ネットフリックス」が買収契約を発表した「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」をめぐり、メディア大手「パラマウント・スカイダンス」が敵対的な買収を提案しました。
「パラマウント・スカイダンス」は8日、「ハリー・ポッター」などのコンテンツを持つ「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」に対し、株式を1株30ドルで現金で買い取る、敵対的買収を提案したと明らかにしました。
ワーナーをめぐっては「ネットフリックス」が5日、720億ドル=日本円でおよそ11兆1700億円での買収に合意したと発表したばかりでした。
パラマウントは声明で、今回の提案はネットフリックスの提案よりも180億ドルほど高いとして、「ハリウッドをより強固なものにする」と強調しました。
現地メディアによりますと、トランプ大統領は7日、ネットフリックスがワーナーを買収すれば、市場の大きなシェアを占めることになり、「問題になる可能性がある」と発言していました。
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