サイクロンなどが猛威をふるったタイ・インドネシア・スリランカの3か国の豪雨災害の犠牲者は合わせて1500人を超えました。日本政府は、スリランカに緊急支援として医療チームを派遣しました。

JICA=国際協力機構の国際緊急援助隊はきのう、スリランカの豪雨被災地に向け、羽田空港を出発しました。現地で2週間程度、医療支援を中心に活動するということです。

先週、サイクロンが直撃したスリランカでは全土で洪水や土砂崩れが発生し、3日時点で474人が死亡、356人が行方不明となっています。

スリランカ政府は国際社会に支援を要請していて、インドやイギリス、オーストラリアなどが救援部隊の派遣や資金援助を行っています。

アジアでの豪雨被害はさらに拡大していて、これまでにタイで267人、インドネシアで770人が死亡したと発表されています。