国の史跡、高松城跡の天守台の石垣に落書きが見つかりました。

見つかった落書きです。横15センチ、縦20センチの範囲で、石材の表面を削って文字が刻まれていて、「中国」「日本」などと読み取れます。

高松市文化財課によりますと、落書きされていたのは、高松城跡の天守台地下1階部分の石垣です。

きのう午前、玉藻公園を訪れた人が見つけ公園の職員に通報したもので、市は、警察に被害を報告しました。今後、石を磨くなどして落書きを消す予定で、園内の石垣やほかの歴史的建造物には確認されなかったということです。

市の担当者は、「国の史跡は国民の宝であり傷つけられて残念。文化財を大切にしてほしい」などと話しています。














