今回で最後となる「警視庁職員美術展」が東京・中央区の日本橋三越本店で、きょうから行われます。

警視庁の職員が制作した絵画や写真、書などの芸術作品が展示される「警視庁職員美術展」は1955年から行われていて、70回目となった今回は97点の作品が展示されています。

警視庁によりますと、「職員の業務の合理化を考えたときに一定の役割を終えた」として、今年で最後の開催になるということです。

初日となったきょう、迫田裕治警視総監が会場を訪れました。

迫田裕治 警視総監
「普段の警察業務では目にすることのない職員の一面に触れていただければ」

迫田警視総監は入賞作品に選ばれた作者との会話を楽しんだほか、「七転八起」と揮毫した自身の書を鑑賞しました。

「警視庁職員美術展」は今月8日まで行われます。