日本付近に今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる予想です。北海道から九州北部の日本海側ではあすにかけて平地でも積雪となり、山沿いを中心に大雪となる見込みです。

北海道稚内市では、きょう午前9時までの24時間ですでに17センチの雪が降っています。

あすの北海道は冬型の気圧配置の影響で、朝にかけて北海道の北部や日本海側で20センチ前後、そのほかの地域でも10センチ程度の雪が降る見込みで、沿岸部では風も強まって吹雪となるおそれがあります。

冷え込みも強まり、あすの予想最低気温は札幌市と函館市でマイナス5℃と、各地で今シーズン一番の寒さとなる見込みです。

きょうは真冬並みの強い寒気が西回りで流れ込んできます。そして、あすの朝は日本列島がすっぽりと覆われそうです。ですので、きょうこの後、日本海側の雨も次第に雪へと変わっていくでしょう。

夜になると、西日本の日本海側でも広く雪に。また、福岡などでも初雪となるかもしれません。また、風も強まって吹雪くおそれもありそうです。

その後、夜遅くになると、東北や関東北部、北陸の山沿いなどで雪の降り方が強まりそうです。あすの朝にかけて大雪に警戒が必要です。

あす朝までの予想降雪量は、東北の山沿いで70センチなどとなっています。その後、あさっての朝にかけて、さらに雪の量が増えそうです。

また、きょうは西日本を中心に気温が下がっていますが、全国的な寒さのピークはあす、広く真冬並みの寒さとなりそうです。